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「命の大切さ」訴える 交通事故で息子を失った男性【徳島】(徳島県)



交通事故で最愛の息子を失った男性が、5月22日に四国大学で講義を行い、学生たちに命の大切さを訴えました。

この講義は、県警と徳島被害者支援センターが企画しました。

講義には、四国大学生活科学部で、心理学を学ぶ学生9人が参加しました。

講師は今から11年前、最愛の息子を交通事故で亡くした、松山市在住の渡邉明弘さんです。

渡邉さんの長男・大地さんは、2014年、ヘルメットをかぶらず自転車に乗り、トラックにはねられ亡くなりました。

15歳の若さでした。

渡邉さんは、突然の事故で大切な家族を失った当時の心情を語るとともに、ヘルメットの着用の重要性、そして命の大切さなどを訴えました。

(渡邉明弘さん)
「私たち大人が、子供たちに正しい手本を見せるということです」
「私たちの行動と本気度を、子どもたちはいつも見ています」

(学生)
「被害者の方の気持ちを理解して、寄り添っていけるような公認心理士になりたいです。」

(05/22 18:18 四国放送)

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