■「火渡り」の荒行で無病息災を祈願 三好市池田町の密厳寺【徳島】(徳島県)
三好市池田町の密厳寺で5月18日、不動の火祭りが行われ、信者たちは「火渡り」の荒行で無病息災を祈願しました。
四国最大級の不動尊が祀られる三好市池田町の密厳寺では、毎年5月の第3日曜日に「不動の火祭り」が行われています。
境内には、高さ約2メートルの護摩壇が設けられ、僧侶の読経が響く中、火が入れられると、勢いよく燃え上がりました。
続いて山伏姿の行者たちが、参拝者の願いが書かれた護摩木を次々と護摩壇の中に投げ入れていきます。
護摩壇が燃え尽きるといよいよ火渡りです。
参拝者たちは、まだ熱い灰の上を裸足で歩き、無病息災や家内安全を祈願しました。
(参拝者)
「気持ちがきれいになるような気がします」
「熱つ熱つ言いながらも渡ったらホッとします」
この日は約450人の参拝者が訪れ、厳かな雰囲気の中、燃えさかる炎に手を合わせていました。
(05/19 19:48 四国放送)
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