■「工事費上げずになぜ2度目の公募?」 新ホール再公募めぐり県の姿勢批判 【徳島】(徳島県)
再公募が中止となった新ホール整備の3度目の公募について、12月15日に開かれた県議会の委員会で、県の姿勢を質す意見が出ました。
藍場浜公園での新ホール整備をめぐっては、過去2度の公募が中止。
後藤田知事は、改めて公募を行う意思を示したうえで、現在162億円の工事費については実勢価格に近い民間指標をもとに、約186億円になるとしています。
15日に開かれた、県議会のまちづくりに関する委員会では、実勢価格がわかっていながら、金額を上げずに2度目の公募に臨んだことについて、批判の声が出ました。
(真政会・岡佑樹 議員)
「実勢価格があるんでしょ、なんで20億も違うものを、発注方法を変えたらいけると判断したのか」
これに対して県の担当者は、国からも実勢価格を参考にするよう勧める声があったとしたうえで、「整備手法や参加要件を緩和することで事業者の選定を目指した」と述べるにとどまりました。
一方で、3度目の公募に関しては、具体的な金額やスケジュールは決まっていないとしています。
(12/15 18:05 四国放送)
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