■南海トラフ地震などの大規模災害を想定 県警の機動隊員らが倒壊家屋からの救出訓練【徳島】(徳島県)
南海トラフ地震などの大規模災害を想定し、1月27日、徳島県警の機動隊員らが倒壊した家屋の中から生き埋めになった人を助け出す訓練を行いました。
(機動隊員)
「徳島県警です。誰かいますか?大丈夫ですか?」
訓練は、大規模地震が発生して家屋が倒壊、住民が生き埋めになったという想定で行われました。
徳島県警の機動隊員らは、傾いた家屋が倒れないよう支え、棒の先に装着したカメラを隙間から差し込んで、生き埋めになった住民を発見しました。
このあと、チェーンソーなどを使って壁を破壊し、内部へ進入。
押しつぶされ、モノが散乱する中、救助を待つ住民のもとへたどり着きます。
余震に備え、天井を支える処置を行ってから住民を担架に乗せ、救助するまでの手順を確認しました。
(徳島県警機動隊 六條洋二小隊長)
「一連の手順の確認ということで、訓練の内容としては良かった。スムーズにいったが、まだこれから改善するところはたくさんあるのかなと」
県警の機動隊は広域緊急援助隊として、徳島県外での災害に際しても現地で救助活動を行うということです。
(01/28 15:31 四国放送)
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