■若者を金融犯罪から守る 銀行員が高校で出前授業【徳島】(徳島県)
若者が金融犯罪に巻き込まれることを防ごうと、銀行員による出前授業が7月16日、阿波市の阿波高校で行われました。
出前授業を受けたのは、阿波高校の3年生およそ140人です。
これは徳島大正銀行が行ったもので、特殊詐欺や闇バイトの実例を紹介し、注意喚起を行いました。
(徳島大正銀行 リスク・コンプライアンス部・斉田友明さん)
「お金は苦労しないと稼げない、楽して簡単に稼げるっていうのは犯罪、詐欺を疑うこと、闇バイトを疑うこと」
特に預金口座の売却は犯罪で、知らないうちに詐欺事件に加担してしまう危険性を伝えました。
中国・四国地方の銀行が金融犯罪に特化した授業を行うのは今回が初めてで、進学・就職を目の前にした生徒が犯罪被害に巻き込まれることを防ぐねらいです。
(講義を受けた生徒)
「自分や周りの人が、闇バイトや詐欺に関わらないように、今日のことを活かして生活したい」
徳島大正銀行では今後も、高校生を対象に授業を行っていく予定です。
(07/16 18:32 四国放送)
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