■日亜が「栄養塩類」の供給開始 水産資源の減少防ぐ【徳島】(徳島県)
阿南市に本社を置くLED製造メーカー、日亜化学工業が、水産資源増加に向けた取り組み「栄養塩類」の供給を7月7日から始めました。
「3.2.1.どうぞ」
「栄養塩類」の供給式には、後藤田知事をはじめ、日亜化学工業の粟谷圭吾常務、福村漁業協同組合の関係者ら約10人が出席しました。
「栄養塩類」はプランクトンの養分となる窒素やリンなど、海藻類の成長に必要な栄養素で、海の肥料とも呼ばれています。
近年の工場排水の水質改善に伴って減少している「栄養塩類」の濃度を高めて、水産資源の減少を防ぐ試みとして、約5000万円をかけ水質保全と濃度を両立できる設備を導入しました。
日亜化学と県では2026年12月まで水質調査を行い、供給する濃度の調整を行います。
(日亜化学工業・粟谷圭吾 常務取締役)
「出来るだけ、昔あった自然環境に近い状態をつくることに尽くしていきたい」
(07/08 12:38 四国放送)
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