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「黄金の村」が農林水産大臣賞 木頭ゆずの加工品輸出で日本食文化に貢献【徳島】(徳島県)



木頭ゆずの加工販売などを手がける「黄金の村」が、輸出に取り組む優良事業者に贈られる農林水産大臣賞を受賞し、12月15日に都内で表彰式が行われました。

政府は、海外における日本食文化の普及や、日本の食品の輸出促進を目的に輸出に取り組む事業者の中から優良な事例を毎年、表彰しています。

2025年は、「黄金の村」を含む4事業者が、最高位の農林水産大臣賞に選ばれ、15日に都内で表彰式が行われました。

黄金の村はフランス、アメリカ、タイなど世界各国に向け、那賀町木頭地区の自社農園と契約農家が生産した「木頭ゆず」の加工品を輸出していて、海外輸出における日本食文化への貢献が高く評価されました。

県内の事業者が選ばれるのは、今回が初めてです。

(黄金の村・藤田恭嗣 社長)
「一言うれしい。70年にわたって木頭の先人たちが柚子を作り続けて、それを引き継いだ今の農家さんたちと一緒にここまでこれた」

黄金の村は今後、ブラジルなどを視野に広く海外へ「木頭ゆず」の輸出を進めていく方針です。

(12/16 17:48 四国放送)

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