■県内の戦争の痕跡を展示 徳島市立考古資料館で企画展【徳島】(徳島県)
戦後80年を迎えるにあたり、県内の戦争の痕跡などを展示した企画展が、徳島市立考古資料館で開かれています。
この企画展は、2025年で戦後80年を迎えることを踏まえ、戦争の記憶に触れ、改めて戦争について知ってもらおうと開催されています。
徳島市の市立考古資料館には、戦火によって溶けたガラスや戦争に関する資料など、約100点が展示されています。
これは、徳島師範学校女子部跡から出てきた出土品。
髪留めは折れ曲がり、硯は黒く焼け焦げています。
徳島市内では戦時中、新町川河口からの敵軍の上陸を想定し、眉山に簡易な陣地や敵の攻撃から身を隠す「退避壕」などが設けられていました。
その一部は現在でも残っており、日本軍が追い詰められていた様子を物語っています。
この企画展は、8月31日まで徳島市の市立考古資料館で開かれています。
(07/18 12:46 四国放送)
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