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「言葉を磨き行動を積み重ねていく」 中学生が弁論の技術競う【徳島】(徳島県)



県内の中学生が弁論の技術を競う大会が9月10日に徳島市で開かれ、10人の生徒が日常生活の中で感じていることなどを熱く語りました。

この大会は、中学生の健全育成と非行防止を目的に、青少年育成県民会議などが毎年開いているもので、2025年で71回目です。

今回は、県内各地で行われた予選で選ばれた10人の中学生が出場し、5分間という限られた時間の中、日常生活の中で感じていることなどを熱く語りました。

題名「人と真剣に向き合う」(岩倉中学校 2年・吉野 みな美 さん)
「加害者を生まないために、私たちは傍観者になるのではなく、相手の気持ちを大切にし、真剣に人と向き合っていくことが大切です」

題名「SNSと生きる私たちへ」(富田中学校 2年・藤川 颯介 さん)
「相手の意見も聞くことで、改めて自分の意見と比べ、新たな考えにたどり着くことができるようになった」

題目「『ありがとう』があふれる社会に」(阿波中学校 3年・大野 夏歩 さん)
「相手の困難に寄り添う言葉は、支え合う社会への第一歩なのではないかと思いました」

題名「今、私にできること」(羽ノ浦中学校 3年・湯浅 栞菜 さん)
「今私にできること、それは身近な問題に目を背けず、正しい知識を身につけ発信する。これが私の使命です」

審査の結果、最優秀賞には鳴門教育大学附属中学校2年の、喜多 花衣さんが選ばれました。

題名「言動は自分の心そのもの」(鳴門教育大学附属中学校2年・喜多 花衣さん)
「私は言葉や行動にうつし出される自分の心が、誰かの幸せを支え、明るい未来へとつながるような存在でありたい」
「そのために私はこれからも自分の弱さと向き合い、言葉を磨き行動を積み重ねていく」

喜多さんは今後、中四国ブロックの選考で選ばれると、11月に行われる全国大会へ出場することになります。

(09/10 18:26 四国放送)

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