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現役大工が高校で出前授業 担い手育成を目指して【徳島】(徳島県)



減少する木造建築職人、いわゆる大工の担い手育成につなげようと12月16日、阿南市の高校で現役大工による出前授業が行われました。

この出前授業は、木工加工の楽しさを知ってもらい、減少する大工の担い手育成につなげようと、県内の木材生産者や建築業者などの団体が行いました。

授業には、阿南光高校都市環境システム科の2年生22人が参加しました。

現役の大工らが講師となって、大工の仕事などについて学んだあと、生徒たちは県産の杉を使った椅子作りに取り組みました。

指導を受けながらノミで木組みの枠を削ったり、椅子の脚をノコギリで切ったりして、約2時間かけて椅子を作り上げました。

(参加した高校生)
「僕は将来大工になりたいので、きょうの勉強は楽しくためになる話が聞けた」
「物づくりは楽しいと思いました」

この出前授業は、今後も続けられるということです。

(12/16 17:47 四国放送)

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