NNNニュース

徳島市内で登校途中の児童に背後からサルが・・・児童にケガなし【徳島】(徳島県)



徳島市八万町付近にこのところ相次いで出没していたサル、16日上八万小学校に登校途中の児童に背後からサルがつかみかかりましたが、児童にケガはありませんでした。

(近藤善允記者)
「最近 徳島市内で出没が相次いでいるサルきょうはあちらの上八万小学校に登校していた児童にこの場所で襲い掛かかったということです」

現場は上八万小学校から西に200メートルほど離れた徳島市上八万町樋口の市道です。

警察によりますと、午前7時10分ごろ、1人で登校していた5年生の男子児童にサル1匹が襲い掛かりました。

サルは体長50センチほどで背後から児童の左足ふくらはぎを掴みました。

驚いた児童は転倒しましたが、目だったケガはありませんでした。

八万町の文化の森周辺では今月に入り、サルの出没が相次いでいます。

県のまとめによりますと今月、サルが人を襲ったり接触する事案がきょうを含め、少なくとも9件発生しています。

(近所の人)
「道沿いにサルが来るなんてなかなか」「サルは危害加えるので危ない」

けさの事案を受け、上八万小学校では16日、教職員付き添いのもと集団下校をおこないました。

また、サルの出没に備え警察や徳島市の職員が周辺をパトロールしました。

(パトロールしていた徳島市の職員)
Q.サルの情報はあった「全然」Q.すぐに居なくなる「そうですね」

県立博物館によりますと、目撃が相次ぐサルは単独行動をしていることから、同一の個体とみられます。

市街地によく現れる要因としては「過去に人からエサをもらったこがある可能性がある」ということです。

県や警察ではサルに遭遇しても刺激せず、近寄らないよう呼びかけています。



(01/16 16:03 四国放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)