■“燃料デブリ”試験的な取り出し着手から1年 今も詳細な分析進む・福島(福島県)
福島第一原発で燃料デブリの試験的な取り出しが始まって10日で1年です。
回収した燃料デブリは詳細な分析が進められています。
東京電力は2024年9月、福島第一原発の2号機で事故後初めて、燃料デブリの試験的な取り出しに着手しました。
2024年11月と、2025年4月に2度、少量の取り出しに成功し、燃料由来と見られる放射性物質のウランなどが確認されています。
採取した燃料デブリは今も詳細な分析が進められています。
一方、燃料デブリは合わせて880トンあるとされていて、本格的な取り出しの開始は2030年代後半以降となる見通しです。
(09/10 11:47 福島中央テレビ)
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