■熱中症予防「暑熱順化」とは… 福島県内20日は真夏日のところも 今のうちに対策を(福島県)
19日の福島県内はこの時期らしい気温のところが多く過ごしやすい1日となりましたが、20日は気温が上がり真夏日になるところもありそうです。
暑さが本格化してくると注意したいのが「熱中症」です。夏を迎える前の今のうちから体を暑さに慣れさせる準備が必要です。
○井上朔実記者リポート
「風も穏やかで過ごしやすい天気となりました鏡石町です。こちらでは鮮やかなシャクヤクが見ごろを迎えています。」
鏡石町の岩瀬牧場で大輪の花を咲かせているのは「シャクヤク」です。ボタンの仲間の花でもあり、気品があって華やかさがあります。
○訪れた人は
「だんだん咲いてきているので綺麗だなと思ってお散歩していました。ピンクとかやっぱり明るい色、派手な色の方が映えているなと思いました。」
19日の県内は最高気温が会津若松24.8℃、福島23.2℃などとこの時期らしい気温となったところが多くなりました。ただ、20日は気温がぐんと上がる予報です。
そうなると気をつけたいのが「熱中症」です。夏の暑さに備えるため、今のうちから体を暑さに慣れさせることが大切です。
取材したのは、福島消防署。
○福島消防署救急係 菅野太雅 副主査
「いまから少しずつ体を動かして、暑さに慣れるという目的で、暑熱順化というものがあります。」
人は体温が上がったとき、汗をかくことなどで体の中の熱を外に出し体温を調節しています。ところが、暑さに体が慣れていないとこの体温調節がうまくできずに、体の中に熱がたまって熱中症になりやすいというのです。
○福島消防署救急係 菅野太雅 副主査
「汗をかく程度でいいんですが、軽いウォーキング、ランニングでもそれほど負荷のかからない運動をしていただければ。」
個人差もありますが暑熱順化には数日から2週間ほどかかるとされていて、湯船に入って汗をかくのも有効だということです。
(05/19 18:32 福島中央テレビ)
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