■阿武隈急行の24年度決算は純利益約3000万円 2期ぶりに黒字に 福島県(福島県)
福島県と宮城県を結ぶ第三セクター阿武隈急行の2024年度決算は、純利益約3000万円の黒字となりました。
これは、阿武隈急行が開いた、取締役会で明らかにしたものです。それによりますと、輸送人員は、定期券以外の利用が伸びたことなどから、194万4000人と約4万人増加しました。
さらに新型車両による消費電力の低下で、輸送費用が抑えられ、沿線自治体の支援金も含めて、純利益は約3800万円となり、令和4年度以来、2期ぶりの黒字となりました。一方で、累積赤字は約14億円となっています。
阿武隈急行は、ダイヤの見直しによる利便性の改善で、収益の向上を目指すほか、運賃の値上げについても検討しています。
(05/16 18:42 福島中央テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)