NNNニュース

「水が大事かなと思って」後発地震注意情報発表後初の週末 県内も注意しながら営業・福島(福島県)



北海道・東北を襲った最大震度6強の地震の発生から15日で1週間です。
この地震で気象庁は「後発地震注意情報」を発表し、特別な備えを呼びかけています。
その発表後、迎えた週末、県内の観光施設は万一の大きな地震に備えながらの営業となりました。

13日の土曜日、相馬市松川浦。海のすぐそばにある観光施設「浜の駅松川浦」に掲示されていたのが「北海道・三陸沖後発地震注意情報」に関する掲示でした。

福島県を含む7道県に発表され、事前の避難は求められていませんが、地震や津波が発生した場合にすぐに避難できるよう、備えをよびかけています。

「浜の駅松川浦」も避難ルートを買い物客に知らせるなど地震や津波に備えていました。

■浜の駅松川浦 店長
「津波の警報や注意報が出た場合は、お客様を安全に避難誘導という部分では、この近場の高台の方にお客様を案内して避難して頂くと。車は置いて避難して頂くのが前提で我々も考えて従業員にも徹底している。」

一方、同じ相馬市の旅館に向かうと、ここでもさまざまな備えが…

■旬海の宿 齋春 若女将
「水が大事かなと思って、いつもは2ケースくらいしか置いていないが、結構多めに注文しました。あとは、すぐに食べられるようなものが一番良いかなと思って、水とか沸かせなくなるかもしれないので、こういうカロリーメイト(栄養調整食品)とかたくさん買ってきた」

断水に備え飲料水や非常食を用意。
トイレで使用する水もタンクに確保していました。さらに、宿泊客に対しては避難経路について普段よりもていねいに、説明しているということです。

県内では、10の市と町に発表されたている「北海道・三陸沖後発地震注意情報」。
万一に備えた警戒が続いています。

(12/15 18:43 福島中央テレビ)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)