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「(生活が)ギリギリなんです」街の皆さんは一票にどのような思いを? 福島(福島県)



事実上の政権選択選挙とも言われる、今回の参院選、投票は7月20日です。今回の選挙では物価高対策やコメ政策など、生活に身近なテーマも争点となる中、街の皆さんは一票にどのような思いをこめるのか取材しました。

福島では、現職と新人、あわせて5人が立候補した今回の参院選。県民は、一票にどんな思いをこめるのか…。17日、街で聞きました。まずは、こちらの女性。

■50代・パート(女性)
「(生活が)ギリギリなんです」「物価高だし、食費を浮かせている」「低所得者とか老人に優しい社会になってほしい」

家庭で消費するモノやサービスの値動きを見る消費者物価指数も先月は去年の同じ月より3.3パーセント上昇するなど今の物価高は、家計にとって大きな負担となっています。この状況をなんとか、改善して欲しいと望んでいます。そのためには…

■60代(男性)投資家
「やっぱり経済成長してもらいたい」「企業が活性化して皆さんの給与が倍増するようなことをやってもらいたい」

賃上げへの期待の声も聞かれました。そして、子育て世代からは…

■30代・主婦
「一票を入れるときはやっぱり子どものこと、自分のことも心配だが、子どものことを考えて、今ももちろん良くしたいですけど、後々、何十年先に良くなるような日本になるといいなと思って」「経済的にもう少し発展する日本になったらいいなと思います」

安心して子育していくためにも経済発展は欠かせないという声も。一方、若い世代からは国会でも議論が活発となったあの問題について、声が上がりました。

■20代・会社員(女性)
「やっぱり「税金」ですかね、上がり続けているので何とかしてほしいと思う」「生活もちょっと楽になれるような政治をしてくれる政党に入れたい」

若い世代をめぐってはその投票率の低さが指摘されていますが、選挙は日本の未来を決める大切な権利。若い世代も自覚をもってこの参院選に臨んでいます。

■19歳・学生(男性)
「日本の未来を変えるために高齢者だけでなくて若い人も投票しなければいけないというのが自分たちが見る媒体、SNSとかでも出ているので、自分も投票して日本の未来に一石を投じていきたいという思いがあります」

こうした様々な思いに政治はどう応えていくのか。参院選は今月20日、投票です。


(07/18 19:09 福島中央テレビ)

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