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「地震がなくなったというわけではない」後発地震注意情報の期限終わっても“引き続き注意を”・福島(福島県)



「後発地震注意情報」は、16日午前0時が1つの期間となっていますが、その後を私たちはどう過ごせば良いのでしょうか。

「後発地震注意情報」の対象となっているいわき市。
市役所の入り口には、このように備えを呼びかけるポスターが掲示されています。
「後発地震注意情報」の対象期間は16日午前0時までで、いわき市は16日一部を除きポスターを撤去する方針です。ただ市は、期間が終了しても備えは続けて欲しいとしています。

■いわき市危機管理部 危機管理課 猪狩課長
「この注意情報が終わったからと言って地震がなくなったというわけではありませんので、避難所の場所とか避難経路とか、あとは備蓄品の確認など日頃の備えを行っていただければと思っています」

こちらは地震の発生場所を示した地図。
8日午後2時以降は、青森県の東方沖で地震が頻発していて、15日以降、数は減りましたが依然として地震活動が活発なのが見て取れます。地震に詳しい専門家は…

■東北大学・今村 文彦教授
「地震そのものの活動が一週間で急激に可能性が低くなるということはない」

「後発地震注意情報」の期間が終わったからといって大きな地震の発生確率がゼロになるわけではありません。

年末年始を控え慌ただしくなりイベントなどに出向く機会も増える今だからこそ、専門家は、出先での災害にも備えて欲しいとしています。

■東北大学・今村 文彦教授
「里帰りなど通常の生活とは違うエリアに旅行する・帰省される時にはその地域のハザードマップがあります、地震だったり津波だったりそういったものを一度確認してほしい」

(12/15 18:43 福島中央テレビ)

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