■「やっと日常になった」大雪被害で不通が続いていたJR只見線が全線で運転再開 福島県(福島県)
2月の記録的な大雪により、線路が雪崩で埋まるなどの被害が生じ、一部区間で不通になっていたJR只見線は、約3か月ぶりに運転を再開しました。
金山町のJR会津川口駅です。16日午前8時すぎ、約3か月ぶりに只見駅からの上り列車がホームに入ってきました。
運転を再開したのは、金山町の会津川口駅と只見町の只見駅までの約27キロの区間です。
不通区間の入り口にあたる会津川口駅では、久しぶりに列車で通学する高校生たちの姿が見られました。
■通学する高校生
「すごい久々に列車の乗れて安心感というか、やっと日常になったかなと、そんな気持ちがあります」
同じホームで、到着した列車を出迎える金山町役場の職員の姿もありました。
■金山町商工観光課の職員は
「久しぶりに地元の川口高校生が通学に乗ってこられて、うれしそうな顔を見られてほっとしてます」
JR只見線は、2025年2月の記録的な大雪で線路が雪崩で埋まるなどの被害が出ていました。再開した区間の沿線では、新緑を背景に鉄橋を渡る列車の姿をカメラに収める人たちの姿も。
これでJR只見線は会津若松駅と新潟県の小出駅までのすべての区間で運転を再開したことになります。
(05/16 18:40 福島中央テレビ)
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