■“農聖”石川理紀之助ゆかりの地で小中学生が田植えを体験 手作業で一本一本丁寧に 秋田・潟上市(秋田県)
生涯を貧しい農家の救済に捧げ“農聖”と呼ばれた石川理紀之助ゆかりの潟上市で、小中学生が田植えを体験しました。
児童・生徒たちは、おいしいコメになることを願いながら、昔ながらの手作業で、一本一本、丁寧に苗を植えました、
潟上市の草木谷。
明治時代の農業指導者・石川理紀之助が、約3年間にわたり、住み込みでコメを作っていた場所です。
22日は、毎年参加している地元の大豊小学校の児童に加え、天王みどり学園中学部の生徒も田植えに挑戦しました。
植えられたのは「たつこもち」という品種のもち米です。
児童・生徒たちは、おいしいコメになることを願いながら、約10アールの田んぼに、一本一本、丁寧に苗を植えました、
大豊小 5年 舘岡蒼介さん
「一番最初に自分でぶっ転びました」
柴田光太郎アナウンサー
「どう?田んぼに入った感触は?」
舘岡さん
「ちょっとねちょねちょして気持ち悪かったけど、もう慣れたので楽しいです」
大豊小 5年 高橋こはるさん
「大変なんだけど面白い。大きくなっておいしいお米になってほしい」
価格が高止まりする中、生涯を貧しい農家の救済に捧げた石川理紀之助ゆかりの地で育まれるコメは、9月末に収穫され、「おやき」などに加工してみんなで味わう予定です。
(05/22 17:49 秋田放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)