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由利本荘市の製材工場に入り込んだクマ 壁を突き破り屋外に 市や警察が付近住民に警戒を呼びかけ(秋田県)



22日午前、由利本荘市にある製材工場にクマが入り込みました。

その後、クマは製材工場の壁を突き破り屋外に去ったとみられていて由利本荘市や警察が付近の住民に警戒を呼びかけています。

由利本荘市や警察によりますと22日午前10時40分ごろ、由利本荘市西目町の製材工場の男性従業員が工場にクマが入り込むのを目撃しました。

隣接する事務所には2人の従業員がいて、すぐに工場のシャッターを閉めたということです。

しかし、その直後には屋外での目撃情報も寄せられています。

工場の壁には穴が開いていて、動物の毛が付着していました。

この壁はもともと壊れていて板で簡易的に修復していたということです。

由利本荘市と県がドローンを使って工場内を調べたところクマはいませんでした。

市は1頭のクマが工場に入り込んだ後壁を突き破って屋外に去ったとみています。

山ア愛子記者
「西目小学校では保護者と一緒に下校する姿が見られます」


地元の西目小学校と西目中学校は、保護者に対し児童、生徒を迎えに来てもらったり、帰宅後に外出しないよう呼びかけたりしています。

中学校では部活動が中止になりました。

現場はJR西目駅から1.5キロほど離れた田畑が広がる地域で、近くには西目川が流れています。

由利本荘市と警察が付近の住民に警戒を呼びかけています。

(05/22 18:11 秋田放送)

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