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感染拡大止まらず…百日せき 1週間あたりの患者数が53人で今年最多に 秋田県(秋田県)



百日せきの感染拡大が止まりません。

今月18日までの1週間に確認された百日せきの患者数は53人で、1週間あたりでは今年最も多くなりました。

幼い子どもがかかりやすく、乳児は重症化の恐れがある百日せき。

県内で今月18日までの1週間に確認された患者数は、前の週から12人増えて、53人でした。

1週間あたりでは今年最も多くなり、累計の患者数も307人と全数把握を始めた2018年以降の過去最多を更新しています。

最新の感染傾向を見ると、小・中・高校生が8割以上を占めていて、県は、集団生活の中で飛まつ感染や接触感染が増えているという見方を示しています。

また、対象の月齢になった乳児には、早めのワクチン接種を呼びかけています。

一方、県が定点とする25の医療機関で確認されたインフルエンザの患者の数は17人で、1医療機関あたりでは0.68人となりました。

流行の目安となる1を、約半年ぶりに下回りました。

(05/22 18:09 秋田放送)

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