■今年も完成「金農パン」生徒が鈴木知事にPR 224件のアイデアから選ばれた味は?知事の感想は?(秋田県)
金足農業高校の生徒たちが大手コンビニエンスストアと共同開発した恒例の「金農パン」が、今年も完成しました。
販売開始を前に、生徒たちが、20日、鈴木知事に、その魅力をPRしました。
県庁を訪れた、金足農業高校の生徒たち。
コンビニエンスストアのローソンと共同開発した、恒例の金農パンのPRに、鈴木知事のもとを訪れました。
今回で14年目となる、金農パン。
224件のアイデアから選ばれた今年の味は、抹茶ホイップとつぶあんのパンケーキ。
そして、男鹿の塩バターメロンパンの2種類です。
県産の米粉と卵を生地に使ったパンケーキ。
誰でも味わえるよう、抹茶の苦みをうまく抑えることを意識したといいいます。
鈴木 知事
「生地がまずもっちりしている。あんことホイップが入っているんですけど、甘さがちょうどいいです。この上品な感じが抹茶の部分と合いますね」
もう1種類のメロンパンは、県産の小麦粉と男鹿半島の塩を使用しました。
金足農業3年 高橋こころさん
「食感はデニッシュ生地だけではなく、ケーキのような生地も入っていて、メロンパンにはない新しいパンになっています」
商品の発案だけでなく、宣伝などの売り込み方法まで、消費者のニーズをとらえる「マーケティング」についても学んだという生徒たち。
金足農業2年 小林奈央さん
「金農の特色を生かして秋田を売り込むような内容を考えるのがすごく大変でした。考える時もすごく楽しくて、いい機会だったなと思っています」
鈴木 知事
「秋田県もマーケティング力を高めたいということで、マーケティング戦略室を、この度、設置することになりました。学生の頃からこうしたものに触れて勉強してきている皆さん、ぜひ、秋田県庁で活躍していただければなと思っておりますので、選択肢の一つとして考えてみてください」
金農パンは、県内のローソンでは23日金曜日に、ほかの東北各県でも27日に販売が始まります。
(05/21 18:11 秋田放送)
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