■県内企業で先月1,000万円以上の負債を抱えた倒産は8件 件数・負債総額とも4月としては10年で最多に 秋田県(秋田県)
先月県内企業で1,000万円以上の負債を抱えた倒産は8件で、負債総額は12億円を超えました。
倒産件数・負債総額、いずれも4月としてはここ10年で最も多くなっています。
民間の調査会社東京商工リサーチによりますと、先月県内企業で1,000万円以上の負債を抱えた倒産は8件で、このうち6億5千万円の負債が1件、2億円以上の負債が2件あり、負債総額は合わせて12億7,000万円でした。
倒産件数・負債総額、いずれも4月としてはここ10年で最も多くなりました。
1か月で負債総額が10億円を超えるのは、去年は1回だけでしたが、今年は1月に続き2回目となりました。
人口減少による需要の落ち込みや物価高による購買力の低下の影響、それに働き手の確保などが多くの県内企業にとって共通の課題となっていて、東京商工リサーチでは「先行きの不透明感による諦め型倒産を含め、今後も倒産が増える可能性は高い」と分析しています。
(05/21 18:10 秋田放送)
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