■「寒いけど最高!」沖縄・石垣島の高校生が盛岡四高に来校 32年前の大冷害で石垣島のコメ農家が種もみ育てた縁で(岩手県)
雪と寒さに驚きながらも、あたたかな交流を楽しみました。およそ30年前から、盛岡の高校生と交流を続けている沖縄県石垣島の高校生が、ことしも極寒の岩手を訪れました。
八重山高校の生徒「寒い!寒い!」
盛岡第四高校を訪れたのは、沖縄県立八重山高校の生徒9人です。冬でも気温が20度以上ある石垣島で暮らす生徒たちにとって、真っ白な校庭は初めてです。
記者「どうですか?」
八重山高校の生徒
「最高!」
「ありのままの〜」
16日は29年前から交流が続く盛岡四高で、1、2年生が歓迎式を開きました。
盛岡四高の生徒
「八重山高校のみなさん、岩手を存分に楽しんでいってください」
バトン部や音楽部が、歓迎の気持ちを演技と歌で伝えました。
この交流は、32年前に岩手が大冷害に見舞われた時、およそ2300キロ離れた石垣島のコメ農家が手を差し伸べ、種もみを育ててくれたことをきっかけに始まりました。
八重山高校の生徒は、ふるさと自慢の海や観光地を紹介したほか、昼食は家に帰って食べることができると話し、盛岡の高校生は驚いていました。
八重山高校の生徒
「(楽しみにしていることは)スキーです」
記者
「スキーはやったことあるんですか?」
八重山高校の生徒
「ないです」
「大丈夫かな」
「埋もれてるかも」
記者
「盛岡の高校生どう?」
八重山高校の生徒
「めっちゃ優しくて面白くて最高です。家族レベルで仲良くなりたいです」
八重山高校の生徒は、21日まで盛岡四高の生徒の家にホームステイをして交流を深めながら、わんこそばやカーリング体験など岩手を満喫します。
(01/16 17:07 テレビ岩手)
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