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岩手の4月の企業倒産6件 高止まりの状態(岩手県)



4月の県内の企業倒産は6件で、依然として高止まりの状態が続いています。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、4月、県内で負債額1000万円以上を抱えて倒産した企業の数は前の年の同じ月と比べて3件多い6件でした。

負債総額は6億1700万円で、前の年の同じ月より1400万円減りましたが、これで、ことしの倒産件数は26件となり、高止まりの状態が続いています。

負債総額が10億円を超える大型倒産や東日本大震災関連の倒産の発生はなかったものの、人出不足関連と物価高関連の倒産が2件ずつ発生しました。

東京商工リサーチは「物価高やエネルギー費の高騰など企業の資金繰りを苦しめる要因が複数ある中、経費負担分を価格に転嫁できず、受注量も減少して売り上げが伸び悩む企業が多くある」と分析しています。

(05/19 13:22 テレビ岩手)

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