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■｢あきらめずに続ける｣菊池雄星投手が特別講演｢岩手だからできる｣(岩手県)

岩手が誇るﾒｼﾞｬｰﾘｰｶﾞｰの特別講演です｡盛岡市出身､ｴﾝｾﾞﾙｽの菊池雄星投手が16日､｢あきらめない｣ことの大切さを訴えました｡

ｱﾅｳﾝｽ｢雄星～菊池～皆さま大きな拍手をお送りください｣

万雷の拍手の中､登場したのは､岩手が誇るﾒｼﾞｬｰﾘｰｶﾞｰ､菊池雄星投手です｡3月から｢いわて純情米｣のｱﾝﾊﾞｻﾀﾞｰを務める菊池投手｡16日はJAの関係者や県内の生産者を前に講演をしました｡

ﾀｲﾄﾙは｢岩手から強くなるために｣です｡

菊池雄星投手
｢僕が小さいころは､岩手の野球､野球に限らず『岩手だからできない』と言われてきた｡ただ､ﾒｼﾞｬｰﾘｰｶﾞｰも増えたり､ﾌﾟﾛ野球選手も増えたり､『岩手だからできるよね』と子どもたちも意識が変わっている｣

｢ﾌﾟﾛの選手になる｣と､将来の夢を話した時､周りから言われた｢岩手だからできない｣｡でも､今では｢岩手だからできる｣｡そう考えています｡

菊池雄星投手
｢きのう､おとといと野球教室をしてきた｡『将来の夢何？』と言うと､みんな『ﾒｼﾞｬｰﾘｰｶﾞｰ』と言う｡非常に僕にとってうれしい｡子どもたちの夢が変わった｡その一つ､きっかけに我々がなっていると思って､非常にうれしく思った｣

ﾌﾟﾛ入り後､けがに悩まされるなどつらい時期も過ごした菊池投手｡｢あきらめずに続ける｡習慣づけることが実を結ぶ｣と持論を述べました｡

菊池雄星投手
｢体力や身体能力というものには､特徴がないかもしれないけど､習慣､続ける力で生き残ることができると考えた｡『俺なんて…』というのを『ちょっとやってみようかな』｡『俺なんて無理だ』を『あすから少しやってみようかな』というふうに考えるきっかけになってくれたらうれしい｣

才能だけではなく､並々ならぬ努力でﾒｼﾞｬｰのﾏｳﾝﾄﾞに立ち続ける菊池投手の力強い言葉の数々に､参加者は勇気をもらっていました｡

(12/16 18:46 ﾃﾚﾋﾞ岩手)

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