■【地震被災地】石川・穴水高校と岩手・大槌高校がオンラインで交流 (岩手県)
東日本大震災と能登半島地震で被災したそれぞれの高校の生徒が16日、オンラインで交流し、お互いの学校や力を入れている活動などを紹介しました。
穴水高校生徒
「穴水高校は、全校生徒100人ほどの小さな学校です。能登のブランドシイタケである能登115を食品として栽培したり、地元の名産品であるカキを使った缶詰を製造したりなど…」
交流したのは、大槌高校と石川県穴水町の穴水高校です。海辺の町に校舎があり、大地震の被災地という共通点があります。
岩手県はことし、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県と、復興のノウハウを教え合いながら、地域の課題を解決する協定を結びました。今回は締結後、初めての交流です。
能登半島地震からまもなく2年。震災からは15年。震災の教訓を学ぶ大槌高校の生徒からのメッセージは…
大槌高校生徒
「大切にしていることは思考を停止しないことです。私たちが震災を知らない世代に伝えていくことで人の寿命を超える伝承になると考えています」
両校は、今年度中にもう一度交流する予定です。
(12/16 18:26 テレビ岩手)
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