NNNニュース

【高病原性鳥インフルエンザ】県内全域の養鶏場「緊急消毒」へ 知事が国に支援求める (岩手県)



 岩手県内の養鶏場で感染確認が相次いでいる鳥インフルエンザです。達増知事は、県内全域の養鶏場を対象に『緊急消毒』することを決め、16日、国に対し必要な支援を求めました。

 岩手県内では、1月2日から11日にかけて、盛岡市と軽米町のあわせて3つの養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。

 これを受け、県は農林水産省の会議で決まった方針を踏まえ、100羽以上を飼育するおよそ500の養鶏場を対象に、『緊急消毒』することを決定。
達増知事は、16日のウェブ会談で庄子賢一農林水産大臣政務官に消毒で使う資材の確保など協力を求めました。

達増知事
「(消毒資材は)農水省の方で足りなくならないような手を打っているので、具体的にどのようなものがどのくらい欲しいということを 言ってもらえれば、すぐに協力するという、そういうやり取りをしました」

 県では今後、すみやかに緊急消毒を実施したい、としています。

 また、会談では盛岡市の養鶏場のニワトリおよそ40万羽の殺処分が、15日午後11時に終了したことも報告されました。

(01/16 16:33 テレビ岩手)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)