NNNニュース

「後発地震注意情報」呼びかけ終了 引き続き「日頃の備え」を(岩手県)



「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の発表から16日で1週間が経過しました。16日午前0時、「特別な備え」の呼びかけは終了しましたが、気象庁などは「日頃の備え」を引き続き呼びかけています。

内閣府担当者
「本日0時をもって、後発地震注意情報発表に伴う政府からの特別な注意を呼びかける期間は終了いたしました」

12月8日の深夜に発生した青森県東方沖を震源とする地震で、翌9日の未明、気象庁と内閣府は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を2022年の運用開始以降、初めて発表しました。対象となったのは、岩手の23市町村を含む北海道から千葉県まで全国7つの道と県182の市町村です。

大規模な地震が起きる可能性が平常時より相対的に高まっているとして、気象庁などは1週間程度、すぐに避難できる態勢の維持などを呼びかけました。しかし、発表基準を満たす地震が起きなかったことから、16日の午前0時をもって「特別な備え」を呼びかける期間を終了しました。

宮古市防災無線 午前8時半ごろ
「後発地震注意情報は昨日24時(きょう午前0時)をもって解除されました」

男性「安心した」「電池とかは一応用意していた」
女性「一区切りはついたのかと思うけどまだ安心はできない」
女性「やっぱりまだまだ油断はできないと思う」

「特別な備え」の呼びかけは終了しましたが…

内閣府担当者
「ここで改めてみなさまにお伝えしたいことは、今後も大規模地震の発生の可能性がなくなったわけではないという ことです」

気象庁などは「避難場所や避難経路の確認」や「家具等の固定」といった「日頃の備え」を引き続き呼びかけるとともに、寒冷地においては寒さや雪の対策にも留意するよう呼びかけています。

(12/16 18:47 テレビ岩手)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)