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12月に続き“また”ガソリン値上げ 政府のガソリン補助金がさらに縮小 来週にかけて値上がりする見込み(岩手県)



 16日から“また”ガソリンの価格が上がります。政府による補助金が16日から一段と縮小され、レギュラーガソリンは来週にかけて値上がりしそうです。

記者
「先月の値上がりから1か月も経たないうちに再び16日から値上がりするガソリン代。車を利用する人はどのように感じているのでしょうか」

 政府はこれまで価格高騰を抑えるため、石油の元売り会社に補助金を支給してきました。

 しかし、補助金の段階的な縮小が決まり、去年12月19日から5円の減額…。1月16日からは、さらに5円減額となりました。

 岩手県盛岡市内にあるこちらのガソリンスタンドは、16日は値上げはしませんでしたが、近いうちに値上げを予定しています。

 給油をした人たちに聞きました。

給油をしにきた人
「15日までに入れたかったんですけど、並んでて入れられなかったので、16日入れに来ました。去年12月も5円高くなったので結構厳しいなと感じている。もう少し安くなってほしい」

給油をしにきた木造運搬業の人
「高すぎですよね。月に200リットルとか300リットルとか使う月もあるので。ここはまだ上がってないから、5円ですけど。積み重なれば大きいので」

 石油情報センターによりますと、14日時点の県内のレギュラーガソリンの1リットルあたりの平均小売価格は174.1円で前の週に比べ、0.9円の値上がりとなりました。先月16日時点と比較すると、この1か月でちょうど5円ほど高くなっています。

 来週について石油情報センターは、「補助金の減額により値上がり」としながらも、「安く仕入れた在庫がある場合や 他店との競争で値上げ幅を緩やかにする店もあるのではないか」と予想しています。

 また、灯油について、岩手県生協連では、現在1リットル当たり121円の配達灯油の価格が、1月20日から1か月間は、1リットル当たり4円値上げし、125円になるということです。

(01/16 17:35 テレビ岩手)

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