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【正月準備】世界遺産・中尊寺で縁起物「破魔矢」づくり 岩手・平泉町(岩手県)



今年も残すところ、あと半月です。平泉町の世界遺産、中尊寺では、正月の縁起物、破魔矢づくりが進められています。

手づくりしているのは、邪気をはらい、煩悩を破るとされる正月の縁起物、「破魔矢」です。中尊寺では、12月1日から正月の準備が進められていて、16日は寺の職員3人がおよそ70センチの矢に来年のえと「午(うま)」が描かれた絵馬や鈴、吹き流しなどをひとつひとつ丁寧に取り付けていました。

今後、1500本の「破魔矢」を作り上げる予定で、熊手などと一緒に参拝客に販売されます。

職員
「悪いニュースとかがことしは多かったが、来年はもっといいニュースやみなさんに幸せがあるように願いを込めて作りました」

中尊寺では、12月22日に仏像のすす払い、28日にお供え物の餅およそ45キロをつくなど、新年を迎える準備を進める予定で、来年の正月3が日の初詣客を例年並みのおよそ10万人と見込んでいます。

(12/16 18:41 テレビ岩手)

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