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【最多原因は販売不振】2024年の静岡県内企業倒産…前年下回るも今後は増加に転じる恐れ(東京商工リサーチ)(静岡県)



2024年の静岡県内企業の倒産件数は217件と前の年を下回った一方、大型倒産の件数が倍増したことが民間の信用調査会社の調べで分かりました。

東京商工リサーチによりますと、2024年に倒産した県内企業は217件、負債総額は414億円あまりで、件数・負債総額ともに前の年(2023年)を下回りました。このうち、負債総額が10億円を超える大型倒産は6件と倍増しました。

業種別でみると、製造業が50件、建設業が49件などが上位を占め、倒産の原因としては、「販売不振」が最も多く、全体の約64%を占めています。

また、コロナ関連での倒産は47件と、前の年に比べて減少傾向にありますが、全国的には、倒産件数が増加傾向にあることや、物価高や人手不足などのリスクは継続しているため、県内でも再び倒産が増える可能性があるとの見通しを示しています。

(01/16 17:50 静岡第一テレビ)

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