■詐欺の疑いで巡査長の男を逮捕 SNS型投資詐欺の被害も確認 金銭目的で不正に口座開設か(静岡県警) (静岡県)
静岡県警は15日、浜松中央警察署に勤務する27歳の巡査長の男ら2人を不正に口座を開設した詐欺の疑いで逮捕したと明らかにしました。逮捕された巡査長の男が不正に開設した口座はSNS型投資詐欺やロマンス詐欺で使用され、数百万円の被害が確認されているということです。
15日、詐欺の疑いで逮捕されたのは浜松中央警察署の交通課に勤務する27歳の巡査長の男と磐田市に住むアルバイト運転手の27歳の男です。
県警によりますと2人は共謀して2024年7月、巡査長の男が浜松市内の自宅で、第三者に使用させる目的でインターネット銀行において口座を開設し、キャッシュカードの交付を受けた疑いがもたれています。
巡査長の男が口座を開設した直後、この口座には複数人からの入金が確認されていて、このうち数百万円はSNS型投資詐欺とロマンス詐欺の被害にあった現金だということです。
県警は2人の関係性と認否を明らかにしていません。
捜査関係者によりますと巡査長の男は金銭目的で口座を不正に開設したとみられています。
2024年9月下旬ごろ、他の事件の捜査を進める中で、巡査長の男の口座が詐欺に使用されていることが発覚したということです。
日吉知洋警務部長は「警察職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、被害者と県民の皆様には深くおわび申し上げます。事実関係を調査の上、厳正に対処してまいります」とコメントしています。
(01/16 18:51 静岡第一テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)