■職員“1人でチェック”が原因か 低所得者支援5,300万円の支給漏れで市長が陳謝「信頼を大きく損ねる事態」 青森県十和田市(青森県)
十和田市の低所得者向け支援対策に支給漏れの可能性です。
対象は最も多くて504世帯金額は5,300万円にのぼると見られます。
★十和田市 櫻田百合子市長
「市民のみなさまの信頼を大きく損ねる事態となりましたことに改めて深くお詫びを申し上げます たいへん申し訳ございませんでした」
櫻田市長はきょう開かれた十和田市議会の全員協議会で報告し陳謝しました。
市によりますと物価高騰などに伴う低所得者への対策として、国の補助金を使い昨年度実施した、1世帯10万円を支給する臨時特別交付金について支給漏れが判明しました。
対象は最も多くて504世帯5,300万円にのぼるとみられます。
対象世帯への支給は今後全額、市の予算で対応します。
原因は当時の担当職員が支給対象条件への理解が不足していた上、職員1人でチェックしていたためです。
議員からはチェック体制の強化や改善策を求める声が上がっていました。
★十和田市櫻田百合子 市長
「すべての原因がわかっていない状況なので、まずはそこをしっかりと精査しながら、それに沿ったかたちで今後、職員の適材適所の配置ですとか、チェック方法を対応してまいりたい」
市は来月開会する定例議会に補正予算案を提出し、来月上旬には対象世帯に支給申請書を送ることにしています。
(05/22 19:59 青森放送)
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