■【速報・詳報】青森みちのく銀行の元職員が客の現金を詐取・流用 『支払う必要がない手数料』を請求し自身のクレジットカード決済資金などに充てる(青森県)
青森みちのく銀行は元職員が2023年4月から2024年3月にかけて客の現金を詐取・流用する不正行為を行っていたと発表しました。
不正行為を行ったのはむつ支店に勤務していた30歳代の男性職員です。
これまでの調査で判明している詐取・流用金額は累計で51万4,620円ということです。
内訳は融資取引で本来は不要な手数料名目で請求した事案が個人4件で19万8,000円、親睦団体の会計業務にあたり、団体の資金を一時的に流用した事案が任意団体1件で31万6,620円でした。
元職員は詐取・流用した金を自身のクレジットカード決済資金などに充てていたということです。
2025年5月26日にむつ支店職員が被害にあった客を面談した際に過去に手数料を支払っていたことを聞き、元職員に確認したところ、本来は支払う必要が無い手数料を請求していたことが発覚し、さらに調査した結果それぞれの事案が判明したと言うことです。
詐取・流用した金は元職員が全額弁済しているということです。
青森みちのく銀行は事件の発覚後に監督官庁などに報告し、警察にも相談を行っているということです。
また元職員に対して懲戒解雇処分を行ったということです。
青森みちのく銀行は「不祥事件を厳粛に受け止め、法令等遵守の徹底、内部管理態勢のいっそうの充実強化を図り、信頼回復と再発防止に向けて、グループ全社を挙げて取り組む」としています。
(07/18 15:55 青森放送)
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