■【毎日3時間練習】夢は“世界”へ!五輪採用の“ブレイキン”で全国準Vの小学4年生 未来見据える9歳の真剣なまなざし 青森県八戸市(青森県)
特集はストリートダンスのブレイキンです。
全国の舞台で結果を残した小学4年生の男の子。
夢へと向かう真剣なまなざしを追いました。
2024年のパリオリンピックで正式競技に採用されたブレイキン。
華麗な回転技を見せるのは、八戸市の小学4年生 立花幸之助くんです。
ブレイキンは限られた時間の中でアクロバティックな技を繰り出し、その完成度や表現力構成、オリジナリティーなどで勝敗が決まります。
幸之助くんは去年11月、全国からキッズダンサー267人が集まった『BreakdanceDream Cup2024』で見事準優勝に輝きました。
幸之助くんが得意なのは回転技です。
★立花幸之助くん
(Q・ブレイキンの魅力は?)
「ブレイキンの魅力はさっきのクルクル回る技 すごい技を出来た瞬間が楽しいです」
幸之助くんがブレイキンをはじめたのは6歳のとき。
★父・義之さん
「仕事がダンス(のインストラクター)なので夫婦そろって連れて行かないとだめなので」
両親のダンススクールでブレイクダンスに出会った幸之助くんは、そのかっこよさに魅了されました。
しかし、最初からその才能が開花したわけではありません。
夜、練習のためにやってきたのは岩手県二戸市です。
毎週金曜日、父・義之さんが運営するダンススクールに、自宅のある八戸市からおよそ1時間かけて通っています。
ブレイキンを指導するのは、ダンスバトルで日本一の経験も持つ実力者です。
★Nakidd先生
「スピードに乗ってくると、こっちの足がこうなっちゃうから、それをなるべく反対側に。そうそうそう」
幸之助くんの一番の武器は…
★立花幸之助くん
「一番の武器はパワームーブって言うクルクル回転する技です」
幸之助くんのダンスは周りの刺激にもなっています。
★先輩
「パワームーブばっちばちにやってるところはやばいなって」
★幸之助くんの弟・優作くん
「ダンスがかっこいい」
ダンススクールがお休みの日は自宅が練習場所。
フローリングにダンス用のマットを敷いた専用スペースです。
動画を撮って自分の動きを確認します。
★立花幸之助くん
(Q・一日の練習時間は?)
「3時間以上毎日練習しています」
★立花幸之助くん
「これは基礎練習です。お父さんと考えて書きました。基礎をやらないと技全体のクオリティーが上がらないし、体力もつけないとだめなので、休憩はちょっとにして基礎練習をやってます」
(Q・遊びたいと思うことは?)
「弟と遊びたいです ゲームして遊んでます。でもそれよりも練習のほうが多いです」
幸之助くんがここまで頑張れるのは…
★立花幸之助くん
「すごい技ができると、この技誰もできないみたいな」
★父・義之さん
「なりたい自分になってほしいというか、かっこいいダンサーになってほしいと思います」
まっすぐに取り組む幸之助くんの今後の夢は…
★立花幸之助くん
「アメリカの『SKILL METHODZ』というかっこいいチーム(に入ること)です。そのチームでかっこいいトップロック(立って踊るダンス)とクルクル回る技を見せたいです」
夢は世界へ。
未来を見据える9歳の挑戦はまだまだ続きます。
(05/21 19:41 青森放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)