■盛土規制法 来年4月から青森県全域が規制区域に(青森県)
2023年に施行された盛土規制法に基づき、青森県は来年4月から危険な盛り土についての規制を開始する予定です。
規制区域に指定されるのは中核市の青森市と八戸市を除く38市町村の全域です。
また青森市と八戸市も独自で指定する見通しで、県内全域が規制区域となります。
規制区域内で一定規模以上の盛り土や切り土を行う場合は、行政の許可や届出が必要になります。
一定規模の例は1メートルを超える盛り土や500平方メートル以上の土石の堆積となります。
来年4月1日以前に工事に着手している場合は許可は不要ですが、4月1日から22日までに届け出が必要としています。
盛土規制法は、2021年7月に違法な造成の盛り土により静岡県熱海市で発生した大規模な土石流をきっかけに、2023年5月から施行されています。
無許可行為や命令違反に対しては最大で拘禁3年以下または罰金1000万円(法人重科 最大3億円)が課されます。
今後、盛り土規制法についての事前相談窓口を県のホームページ上に設けるとしています。
(07/11 13:26 青森放送)
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