NNNニュース

看護師たちへのハラスメント行為 弘前大学医学部付属病院の男性医師を戒告処分 青森県弘前市(青森県)



弘前大学は看護師に高圧的にどなったり、看護師たちの前で先輩医師への暴言を執拗に繰り返すハラスメントをしていたとして、男性医師を15日付けで戒告処分にしたと発表しました。
処分を受けたのは弘前大学医学部付属病院講師の40歳代の男性医師です。
弘前大学によりますと、男性医師は去年8月、業務中に些細な事で激高し、一緒に業務あたっていた看護師に対して大声を出したり高圧的に怒鳴るなどし、上司から注意・指導を受けたにもかかわらず、10月には、先輩医師から業務中に注意を受けた際、逆上して暴言を吐き、先輩医師がその場を去った後も、その場にいた看護師たちの前で執拗に暴言を繰り返すハラスメントに該当する行為をしたということです。
男性医師はこれまでにも、業務中に類似の行為を行い、複数回に渡り注意を受けていたということです。
また、これらの行為が繰り返されたことにより、看護業務に支障を来たす事態となったとしています。

また、弘前大学院理工学研究科の30歳代の男性助教は、おととし11月23日に勤務先から帰宅中に自家用車で人身事故を起こし、大けがを負わせたとして減給処分を受けました。

弘前大学の福田眞作学長は
「本学教員が、懲戒処分に該当する行為を行ったことは、大学教員としての自覚と責任に著しく欠けるものであり誠に遺憾です。
これまでも法令順守・安全運転については、意識啓発に取り組んで参りましたが、今後このようなことが起こらないよう、本学のすべての構成員に対して改めて注意喚起を行い、本学の社会的信頼の向上に努めます」
とコメントしています。


(07/16 10:30 青森放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)