■クマ人身事故受けた動き 弘前市が対策協議会 農作業中に単独行動をとらないよう注意(青森県)
農家の女性がクマに襲われたことを受けた動きです。
弘前市は対策協議会を開き農作業中に単独行動をとらないよう注意を呼びかけています。
協議会には農協や猟友会、警察など15人が出席しクマによる人的被害を出さないための対策を話し合いました。
弘前市では今月15日りんご農家の70歳代の女性が休憩中に背後からクマに襲われけがしました。
市によりますと今年度クマの目撃が42件、捕獲が30頭となっています。この秋ブナの実が大凶作と予測されていて過去最悪の142頭を捕獲したおととしと同様になると見込まれています。猟友会は家庭菜園でスイカとトウモロコシを栽培している人に今後クマに襲われないよう注意を呼びかけました。
また市は農作業を休憩も含めて単独で行わないよう注意を呼びかけています。
★弘前市農林部 澁谷明伸 部長
「家庭の裏での作物への被害などまだまだ注意喚起していくことや情報提供していくことが必要なことを改めて認識できましたのでいろんなものを活用して市民の皆さんに情報提供を図ってまいりたい」
市は今年度農地へのクマの侵入を防ぐため電気柵を新しくおよそ30キロ整備します。
電気柵を設置したい人は8月中に相談してほしいとしています。
(07/18 19:16 青森放送)
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