■公立夜間中学は「古川小学校内」に設置へ 中学校からの『入級』制度も導入し2027年4月開校予定 青森県青森市(青森県)
青森市の教育委員会は、公立の夜間中学設置の基本方針を決めました。
2027年4月に古川小学校内に開校する予定で、不登校生徒が、現在の中学校に籍を置いたまま通う『入級』制度も導入します。
市の教育委員会で決まった基本方針によりますと、夜間中学の設置場所は青森市中心部に位置する古川小学校内で、対象者は義務教育を修了していない人などに加えて、現在不登校の中学生など在籍する中学に籍を置いたまま通う『入級』も認めます。
授業料は無償で、修業する期間は3年を基本に最長6年とするなど、個々の事情に合わせた柔軟な学習環境を提供します。
★青森市 西秀記市長
「入校する人たちのためになる そういう人たちに寄り添った中学になるということが求められると思いますので、そこは最大限配慮をしていきたいと思っています」
そのほか、教育委員会では没後50年を迎える棟方志功の功績などを伝えるための教師用の指導書を作成したことを報告しました。
すでに市内の一部の小中学校に配布しており、今後道徳や美術の授業で活用されることを想定しています。
(07/17 19:44 青森放送)
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