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【速報・詳報】「すごくリスク高い日」青森県鰺ヶ沢町で雪崩“バックカントリー”外国人旅行客たち13人「巻き込まれ下山できない」2人けがか 大雪続き山頂付近の積雪は375センチ(青森県)



きょう午後、鰺ヶ沢町のスキー場のコース外でバックカントリースキーをしていた外国人旅行客が雪崩に巻き込まれ、2人がけがをしました。

警察や消防によりますと、きょう午後1時まえ鰺ヶ沢町の青森スプリング・スキーリゾートでツアーガイドから「13人が雪崩に巻き込まれ下山できない」と消防に通報がありました。
警察によりますと、2人がけがをしましたが命に別状はないということです。

青森スプリング・スキーリゾートによりますと、雪崩はダイアモンドコース外の南東700メートル地点で発生したとみられ、当時フランス人やスイス人の外国人旅行客たち13人がバックカントリースキーをしていて3人目が滑走した際に幅100メートルほどの雪崩が発生。
下にいた日本人ガイドの男性とスイス人の男性がおよそ1,000メートル下まで雪崩に巻き込まれました。
このうちスイス人の男性が腰をけがをして救急搬送されたということです。

けさの積雪は山頂付近で375センチで24時間降雪量が50センチだったということです。

現場周辺にある青森スプリング・スキーリゾートの安田智之支配人は「木も生えていて、雪に埋まって木のない場所もありますし本当に自然の山の中。きょうはすごくリスクの高い日だった」と、積雪量が多く気温が低いため雪崩のリスクが高まっていたと話していました。
警察と消防が詳しい原因を調べています。




(01/16 16:25 青森放送)

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