■夏秋イチゴの収穫始まる 猛暑対策で新たに導入した作物とは…? 青森県東通村(青森県)
下北で夏から秋にかけて出荷されるハウスイチゴの収穫が始まりました。
東通村の農家はここ数年の天候不順を受けて、新しい農産物にも取り組んでいます。
東通村田屋の村田睦夫さんのハウスでは、きのうから夏秋イチゴの収穫が始まりました。
下北のイチゴ農家はおととし猛暑で夏場に収穫ができず、村田さんのハウスでは、いつもの年のおよそ6割の収量にとどまりました。
ここ数年の天候不順に備えるため、村田さんは新しい農産物にも取り組み始めました。
★村田睦夫さん
「こちらが苗木イチジクの苗木を作っている状態です これで今2,000本あります」
ハウスでイチジクを栽培するということです。
イチジクは甘さが特徴の果実で、イチゴに比べ農薬散布などの手間がかからず、関東など県外では需要もあるということです。
★村田睦夫さん
「2年続けて猛暑ということで、イチゴ1本じゃなかなか厳しいということで、リスク回避の意味を込めまして」
「作業も意外と簡単だということもありましたのでイチゴとイチジク、あとニンニク、この3品でなんとか経営を維持していきたいと思っています」
下北の夏秋イチゴは11月ごろまで収穫が続き、イチジクは8月ごろに収穫が始まるということです。
(05/20 19:35 青森放送)
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