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日本一のビワの産地で “森のバター” アボカド栽培 17日「食卓の日」サービスランチで提供《長崎》(長崎県)



日本一のビワの産地を守る取り組みです。

6年前からアボカドを栽培する長崎市千々地区の生産者が、市役所を訪れました。



今シーズン収穫されたばかりのツヤツヤの『アボカド』。

天候にも恵まれ、まずまずの出来だそうです。



長崎市役所で17日に提供される『食卓の日』でのサービスランチのメニュー「アボカドのフリット」を、鈴木市長が試食しました。

(鈴木市長)
「すごくクリーミーで柔らかい。おいしい」


全国1位の生産量を誇る長崎市のビワ。

しかし 高齢化などにより、栽培面積や生産者数は年々減少していて、“日本一の産地” を守るための取り組みが模索されていました。


そこでビワ生産者の森 常幸さんが “冬場に収穫できるアボカド” の生産を、6年前からスタート。

去年11月には、ビワ生産者約20人で「長崎地区国産アボカド振興会」を発足し、今シーズンは振興会全体で、350個から400個ほど収穫できたということです。


(長崎地区 国産アボカド振興会 森 常幸 会長)
「息子と孫と3代一緒に農業しているが、孫が一生懸命取り組むから、元気をもらっている。

ビワ産地がだんだん荒れていくが、それを守ってもらうためにアボカドで、地域おこしをしていきたい」



アボカドは17日金曜日「食卓の日」のサービスランチで提供されるほか、
今年11月には、出荷をスタートさせる予定だということです。

(01/16 16:20 長崎国際テレビ)

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