■「失敗おそれず何でも挑戦し成長できる年に」長崎海保 巡視船「でじま」潜水士が訓練始め《長崎》(長崎県)
海での人命救助などにあたる長崎海上保安部の潜水士が13日、今年最初の訓練に臨みました。
訓練に臨んだのは長崎海上保安部の巡視船「でじま」で任務にあたる潜水士7人です。
海での行方不明者の捜索や船の事故が起きた際人命救助などにあたる潜水士。
甲板までの8メートルの高さをロープで登る訓練や、最大12キロの重りを持っての立ち泳ぎなどを披露しました。
その中にはM地 多実さん24歳の姿も。
幼い頃からの夢を叶え、去年8月、海上保安庁で初めての女性潜水士として配属されたM地さん。
(M地 多実さん)
「失敗を恐れず、何にでも挑戦できる潜水士になりたい」
長崎で任務にあたって5か月。
(M地 多実さん)
「長崎の海は私が守ります」
岸壁からロープで渡ったり海に転落した人を救助したりと、先輩潜水士に負けないよう必死に取り組みおよそ1時間の訓練を無事に終えました。
(M地 多実さん)
「どれもきつかったが、しっかり全種目やり切ることができてとてもいいスタートが切れた。(今年は)失敗を恐れず何でも挑戦して成長できる年にしたい」
巡視船「でじま」の潜水士の出動は、去年14件あったということです。
(01/13 19:59 長崎国際テレビ)
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