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重さ40キロの石材が…国の重要文化財・山口県旧県会議事堂の正面玄関の部材が落下(山口県)



国の重要文化財に指定されている山口県の旧県会議事堂の正面玄関に設置された重さ40キロの部材が落下しているのが見つかりました。

山口県によりますと21日午前8時ごろ、県が管理を委託している団体の職員が開館準備の際、落下した部材を発見したということです。

落下した部材は、石材で長さ1メートル、厚さ15センチ、重さは40キロということです。



落下した時期は不明ですが、20日の業務終了時点では、落下は確認されていなかったということです。

けが人はありませんでしたが、県では旧県会議事堂の正面玄関からの出入りを禁止する措置を取っています。



技術職員が確認をしたところ、他に落下が懸念される部材は確認されておらず、通常閉鎖している西側入り口から出入りし、見学や利用は継続するとしています。

旧県会議事堂は大正5年1916年7月に完成した煉瓦造り2階建てで、1984年に国の重要文化財に指定されています。県では文化財建造物保存技術協会に今後の対応を相談するとしています。

(05/21 16:41 山口放送)

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