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宇部市沖で発生した2人死傷の衝突転覆事故 船員の男を業務上過失致死傷の罪で起訴 山口地検宇部支部(山口県)



先月3日、宇部市沖で漁船の乗組員2人が死傷した転覆事故で山口地検宇部支部は逃走した活魚運搬船を操船していた26歳の男を業務上過失致死傷などの罪で起訴しました。

業務上過失致死傷などの罪で起訴されたのは、愛媛県の船員の男(26)です。

起訴状などによりますと、被告は先月3日、午後9時20分ごろ、宇部市沖で活魚運搬船を操船中、小型漁船・石川丸に衝突して転覆させ、石川丸の乗組員2人を死傷させたとされています。

被告は事故後に現場から逃走していましたが、船に衝突した傷があったことなどから、事故発生から5日後に逮捕されていました。

事故当時、被告はレーダーなどによる適切な見張りを行わず、航路上にいた石川丸に気付かなかったとみられています。

山口地検宇部支部は被告の認否を明らかにしていません。

(09/02 17:21 山口放送)

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