■県の産業力強化に向けて 県内企業や大学が村岡知事に対し提言や要望(山口県)
県の産業力強化に向けて産官学が議論を行う会合が29日、県庁で開かれました。
県産業戦略本部では産業力の強化や脱炭素化にむけた県の戦略について議論を行っていて、会合では県内企業や大学が村岡知事に対し提言や要望を行いました。
このうち、自動車関連産業の分野からは山口県の強みである素材型産業をいかし自動車の軽量化を実現する素材開発を促進することなどが中小企業を含めビジネスチャンスとなるなどと意見が出されました。
また、宇宙産業分野からは政府が宇宙関連市場の拡大を図る一方で県内から参入している企業が少なく、人材確保や事業化に向けた継続的な支援が要望されました。
(村岡知事)
「新しい技術の開発ですとか脱炭素という大きな環境の変化があります。県内の様々な主体を結び付けてより競争力を高めてこれからの時代に対応できるようなそうした産業力の強化を図っていきたい」
県では2026年度までを目標に、産業力強化にむけた重点的な取り組みを展開することとしています。
(08/29 19:25 山口放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)