■【美祢線】沿線3市の鉄道復旧断念について村岡知事は「尊重する」・BRT方式を軸に県として総合的な判断をする考え示す(山口県)
全線運休が続くJR美祢線の復旧方式を巡り、沿線3市が鉄道での復旧を事実上断念したことについて、村岡知事は「尊重する」として、今後、BRT方式を軸に県として総合的な判断をする考えを示しました。
(村岡知事)
「被災から2年間、方向性が固まらないまま来ていることに住民の皆さんからのいろいろな不安などを受け止めて、3市がやむなしということになったのだろうと思う。そうした考え・判断はしっかりと受け止めて尊重していかなければいけないと思う」
美祢線の復旧方式を巡り、16日の利用促進協議会で美祢市と長門市はBRT=バス高速輸送システム、山陽小野田市はBRTか路線バスとの考えを示し、沿線3市は事実上、鉄道での復旧を断念しました。
村岡知事は「BRTが軸になってくると考えている」と述べた一方、今後、市町や関係者と協議し、県としての判断を下していく方針を示しました。BRTの場合、コストや利便性などを分析し、専用道をどの程度整備するのか検討していく考えです。
(07/18 19:33 山口放送)
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