■機動力が向上!巡視艇「はたかぜ」の就役披露式〜下関海上保安署(山口県)
巡視艇「ひこかぜ」の配属替えに伴い、ことし3月から下関海上保安署に配属された新しい巡視艇「はたかぜ」の就役披露式が、開かれました。
東京で建造された「はたかぜ」は、長さ18メートル総トン数およそ19トンの巡視艇で、巡視艇「ひこかぜ」の鹿児島への配属替えにより、3月24日下関海上保安署へ配属されました。
「はたかぜ」の就役披露式には下関海上保安署の奥村和博署長をはじめ関係者およそ20人が出席し、新しい巡視艇「はたかぜ」の薬師寺栄児船長と4人の乗組員が紹介されました。
「巡視艇」は主に港の中や沿岸部で治安維持活動や海難救助などを行う船で、「はたかぜ」は関門海峡と下関沿岸海域を担当します。
船体の側面にある停船命令などの表示装置は、ディスプレイが4色となり中国語やロシア語など5ヶ国語に対応できるようになりました。
(下関海上保安署 奥村和博署長インタ)
「機動力が向上したということで、より地域のニーズに対応できるかなと期待しております」
下関海上保安署に新しい巡視艇が配備されるのは、2008年の「ひこかぜ」以来17年ぶりで、「おさかぜ」との2隻体制で活動にあたります。
(05/19 19:35 山口放送)
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