■【岩国基地】米海兵隊F35B部隊追加配備「住民投票を力にする会」が容認しないよう申し入れ(山口県)
今月、アメリカ軍岩国基地に海兵隊の新たな戦闘機部隊が市への事前通告なしに配備された問題で岩国市の市民団体が部隊の配備を容認しない姿勢を市に求めました。
岩国市に申し入れたのは市民団体=「住民投票を力にする会」です。
アメリカ海兵隊は今月10日、岩国基地にステルス戦闘機F35Bの新たな部隊を配備したと発表しました。
配備については事前に国から市への通告はなく市はこれまで10機のF35Bの飛来を確認しています。
これで海兵隊のF35B部隊は3つから4つに増えたことになります。
市は今月9日に、配備の目的や期間などの詳細を国に照会しましたが19日時点で回答はないということです。
住民投票を力にする会では新たな部隊の配備は基地機能の強化にあたるとして配備を容認しないことや運用について国と米軍に説明を求めることなどを申し入れました。
(住民用票を力にする会 松田一志 代表)
「米軍の運用でローテーション部隊を自由に展開できるようにさせてしまったら爆音はどんどん広がりますよ。そういう懸念を言っている」
岩国市の担当者は、今後の国からの回答を踏まえ適切に対応したいとしています。
(05/19 16:19 山口放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)